「GO TO NEXT STAGE」 - 次のステージへアップグレード
- “スポーツも人生も後半戦がおもしろい" -
アロハ!会長の坂井でございます。
2012年の活動の総括と2013年の活動方針について述べさせていただきます。
まず最初に本日の総会開催の為にご努力をいただきました副会長、執行役員理事を含む関係 各位の方々及びボランテイアの皆様に深く感謝いたします。又日頃サポートをしていただいてお ります在ホノルル日本国総領事をはじめとする名誉理事の皆様、会員の皆様又本日の設立 5周年記念講演をいただきます「ポッカコーポレーション創業者 谷田 利景様」に感謝を申し上げます。
光陰矢の如しでございます。2007年9月に当NPOハワイシニアライフ協会がスタートして早5年 がたちました。 「スポーツも人生も後半戦がおもしろい」をキーワードにアロハの精神を共有していただきハワイでのロングステイの会員の為に当協会は設立されました。
当協会はその目的は3つあります。
- 会員の皆様のハワイでのアクテイブシニアライフの実現のサポートであります。
- ハワイにおいて日米シニアのお友達つくりと情報交換の為のサポートであります。
- 会員同士のアロハスピリッツの共有による日米親善と世界交流の草の根活動であります。
[総括]
本当に「無我夢中」で且つ「一気呵成に怒涛のごとく」成長してまいりました5年間でした。 会員数も1100名を越えイベントも400以上行っており会員の皆様がハワイで長期滞在をされます時アクテイブなシニアライフをされますようにサポートをさせていただいております。
また、それを支えるボランテイアの方々も延べ200名以上となりました。支部活動も日本では10支部、ハワイでは3支部合計13支部となりました。 又、東日本大震災の支援活動をメインにしておりますナデシコクラブも被害を受けた 東北の子供たちを3度ハワイで受け入れ大きな支援活動を行っております。
日本でもハワイでもHALE(ヒスレア)という名前で皆様に愛されるNPO団体に育ちました。 これもひとえに会員皆様の「会を愛するアロハスピリッツ」とハワイ側および日本側の 理事をはじめとする幹部の皆様の献身的なサポートとボランティアの皆様のおかげです。 本当に有難うございました。
2012年は「足元を固めた」年でありました。 2013年は当協会は「次のステージへアップグレード」いたします。 原点を忘れずに楽しく生き生きとした会にしたいと思います。 その為には、一度、過去5年間を振り返り将来に向かって大きく羽ばたく為に「5周年記念イベント」を開催させていただいております。 当協会が新たな「次のステージへアップグレード」する為に皆様の益々のご支援、ご鞭撻を 宜しくお願い申し上げます。
では、当協会の2012年の活動実績と2013年活動方針について述べさせていただきます。
Ⅰ 2012年活動
(1) 2012年活動の総括
今年の活動は全般的に申しまして「足元を固める」年であったと思います。 初年度2008年は、当協会を立ち上げるのに無我夢中でいわゆる「一気呵成に怒涛のごとく」がんばった年であり、2年目2009年はその「成功を継続する」為にがんばった年でした。3年目の2010年は「新しい飛躍を遂げた年」であったと思います。 4年目の2011年は「更なる飛躍を成し遂げた」年でありました。
5年目の2012年は、「足元を固める」年として「皆で会を支え、会の為に何が出来るかを 考えながら、将来大きく羽ばたく為に足元を固めた年でした。」
(2) 入会者数と会員数の推移
- 個人会員
2012年9月末現在の会員数を見ますと会員総数は1155名となります。 昨年の1014名と比較して微増となりました。これは、会の発足依頼更新をされていなかったり、住所未定の為コンピュータ上でのユウレイ会員101名を1月に整理 させていただきました為であり、実質上2012年入会者は318名の増加であります。 またその内訳をみますと夫婦会員が645名と個人会員498名を大きく上回っております。つまり、夫婦会員のほうが個人会員よりも多いというのが当協会の特徴であります。又、地域別に見ますと日本会員は全体の74%の848名であり、ハワイ会員294名の約3倍を占めております。それ以外の会員はカリフォルニア、カナダ、オーストラリア、グアムからの会員であります。ほぼ例年と同じ傾向の割合であります。 - 法人会員
法人会員数は47社となりました。 6社が新しく法人会員におなりいただきました。
(3) 新支部の発足と支部活動の活発化と「ナデシコ・クラブ」の活躍
- 新支部の発足
今年度は新しく、東京首都圏支部とホノルル支部という大きな支部が発足いたしまし た。 両支部ともキメの細かいサービスを会員に提供し、支部独自のユニークな活動と 会員同士の情報交換を密にすることを目的としております。 今後に大きく飛躍が見込まれる支部の誕生でした。 - 支部活動の活発化
新支部設立だけではなく、各支部内での活動が本格化いたしました。 例えば、日本地区本部では、「アロハ会」の開催は勿論のこと。 今年は「5周年記念行事」を主催しており、「羽田空港で航空機を見学する会」とか 「5周年記念アロハ会」とかその他の記念行事を企画しております。大阪支部は、「ハナレア会」を月例開催されております。 群馬支部では、「食事会」と、「ゴルフ大会開催」を開催されました。 名古屋支部では「オハナ会」が開催されました。石川支部は「兼六会」。富山支部 は「ゴルフと食事会」が行いました。千葉支部も活躍されております。 又、広島支部では、「おしゃべり懇親会」、及び「ゴルフde楽しむ会」が開催されま した。 マウイ支部はゴルフ会と共に「ホトトギス会」(俳句)が毎月行われております。 - 「ナデシコ・クラブ」が大活躍を遂げました。
東日本大震災支援の為に遠いハワイから奔走しているヤングミドル世代との出会 いがあり、その活動を長期的にかつ組織的に継続していく為にHALEの組織の 中にヤングミドル世代の男女を中心とした「ナデシコ・クラブ」が2011年9月に発足 いたしました。「レインボー フォ ジャパンキッズ」と称し震災にあった子供たちを3度ハワイに呼 び寄せ、ハワイで子供たちの滞在中のイベントのお世話をし、感謝されました。 又カルチャーエキスポとかチャリテイショー開催でがんばりました。今年は大変に活躍をしてくれました。
(4) 財務基盤の大幅改善
2011年の赤字(-16,394ドル)を大幅改善し、2012年収支は黒字(+47471ドル) と成りました。 大きく改善いたしました。
- 黒字の理由
1. 収入
①会費収入の増加 (会費値上げと会員数増加)
②寄付金の増加(5周年記念寄付金を含む)
③新しく各イベント参加費徴収により収入が大幅にアップいたしました。
2. 支出
財務改善委員会を発足させ、年間バジェットシステムを導入し、徹底的に コストを削減し昨年以下に費用を抑えました。
収入を増やした事と費用を減少させたことにより利益を得ることができました。ある程度のリザーブが出来ましたので当分会費の値上げは必要ないと思います。 - 費用の内訳
(1) 会員管理コンピューターシステムとウェブサイトのメンテナンスの費用
(2) 会員証発行、ハワイ便り、イベント予定等会員サービスの為の費用
(3) インフォメーションセンターへの外注費
(4) 会計、経理処理費用
(5) 東京オフィスの運営費
(6) 会議、出張費用
以上5項目でトータル費用の61%を占めております。つまりほとんど費用が会員様サービス向上のために使われております。 *添付のグラフをご参照ください。
(5) 5周年記念行事
- 5周年記念ファンドレージング
(1)協会本部組織の充実と強化(ウェブサイトのリニュアルとITシステムの充実)
(2)5周年記念行事の実施-記念総会、日本での「アロハ会」
(3)日本地区本部の強化
(4)PR紙の発行
等の為2012年4月より2013年3月まで寄付金を募集いたします。 - 「5周年記念総会」と「チャリティディナー」の開催とゴルフ大会(本部)
- 「5周年記念刊行物」
1)ハワイで過ごすシニアライフー2011年~2012年「エヘウ」の掲載記事の総集編
2)「スポーツも人生も後半戦がおもしろい」 日本経済新聞社発行予定 - 5周年記念行事「アロハ会」 (インターネットによる日米交信)(日本支部)
(6) 会員様へのサービス向上
- 会員様への「会員お得情報」特典を更に増やしました。
皆様がハワイに来られた時安心して安く楽しめるレストランやハワイ生活に役立つ情報を増やしました。 - ハワイ会員が企画した日本会員の為の「ヒスレアウィーク」は今後も続けます。
「第4回ヒスレアウィーク」は大成功に終えました。日本会員の皆様のリクエストにお応えし企画いたしましたツアーであります。6月15日から9日間で行いました。普通のツアーでは絶対味わえない心温まる最高の日本会員/ハワイ会員との交流会でした。気功あり、ゴルフあり詩吟あり茶の湯も楽しむ、ウクレレ・レッスン、BBQパーテイあり、シャングリラ・ツアーあり、特にワイキキ高級コンド屋上のBBQパーテイと天国の海ツアーは参加者の皆様から絶大なる好評をいただきました。 - ウェブサイトを充実しました。ご利用いただいております。
オンラインによる入会手続きが可能となりました。又イベントカレンダーが完成し、ウェブサイトからイベント申し込みが多くなりました。
(7) 定例イベント
毎週一回の定例イベントはシニアフライデーに行っており、これにつきましては、今年1部を変更いたしました。
- 定例イベント
第1週金曜日 「ダウンタウン・画廊めぐりと夕食」は新しく「美術館めぐり」など ハワイ新名所めぐりに変更しました。
第2金曜日は、「アクテイブシニア・セミナー」
第3金曜日は、「ワイキキ・ヨットクラブでの昼食会」
第4金曜日は、「ワイキキの茶室でお茶を楽しむ会」
第2木曜日、第3木曜日、第4木曜日は、「ゴルフを楽しむ会」 - サークル活動
又、定例イベントでお知り合いになった皆様同士が集まるサークル活動も今年度は大変活発でありました。2012年度は延べ5000名の方々が利用されました。 今年のサークル活動は次ぎのようなものです。 気功の会/ウクレレ・レッスン会/ハイキングの会/ゴルフ/詩吟同好会/ホトトギス (俳句)の会/三味線、小唄、端唄の会の定期練習などであります。 第1回「ゆかた会」大盛況でした。 この定例イベントとサークル活動両方で今年度は延べ8000名の方が参加されました。
(8) 広報活動
- ハワイ発行の日刊サン誌、ライトハウス誌にて毎月のイベント情報を掲載しております。
- 日本航空機内紙「エヘウ」に年3回当協会の活動を掲載。これをまとめて“ハワイで過ごすアクティブライフ"として小冊子を作成しました。
(9) 社会貢献活動
- ジャパン・ハワイカルチャーエキスポの開催
日本とハワイの文化の紹介と美術展を3月3日、4日の2日間にわたりハワイコンベンションセンターにて催しました。(JHCE2012) - 東日本大震災支援とチャリティコンサート/チャリティゴルフを主催。
以上が今年2012年の活動報告であり、「足元を固める」年の1年でありました。
Ⅱ 2013年度活動方針
(1)“GO TO NEXT STAGE" - 次のステージへアップグレード
次に2013年度の当協会の活動方針について述べさせていただきます。 2013年は「GO TO NEXT STAGE」年と名付け、原点を忘れず楽しく生き生き しながら当協会の質をアップグレードをしたいと思います。
- 会員数
個人会員入会者数は1400名(+21%)、法人会員数は60社と目標と 考えております。勿論自然減もありますので入会促進につきましては会の 活動をよく理解いただいた上で、積極的に勧誘活動を行いたいと思います。ハワイローカル会員の積極的な獲得、新ホノルル支部を中心にがんばりたいと思います。 - 日本地区本部の理事会組織としての運営
10月より日本地区本部に理事会を設置し、日本地区本部をより強化し各支部との連携を図りたい。 - ボランティア活動
当協会は日本を含め約200名のボランテイア活動に支えられておりますが それもほぼ限界に来ており、会員の皆様にもっともっとボランティア活動にご参加をいただく事やボランティア活動を認識していただくアピールをしたいと思います。
(2) NEXT STAGEとは
NEXT STAGEにアップグレードとは次のようなことを継続的に提供する事であります。
- 会に入会してよかったと思える組織
「楽しくわいわいと生き生きと。」と感じ、「スポーツも人生も後半戦がおもしろい。」を実感できる会であります。 - 全ての会員様へのサービスのアップグレード
-ハワイ滞在中のサービスの向上
-会員であることのメリットを多くすること
-事務処理はプロによるサービスを追加
-VIPサービスを新設したい - 会員の皆様同士、ハワイの情報交換を容易に出来る環境づくり
-オアシスとヒスレアウイークを十分に活用いただくことであり、支部活動を 活発化していただくことであります。 - 継続的な財務基盤の強化
明日に羽ばたく為にこの財務基盤の強化と運営基盤の強化が今年もプライオリティであります。 - 運営は、個人より組織として継続的に行う。
継続的に大きく運営する為には是非組織として活動する必要があります。 - 多くのボランティアに参加いただける組織
新しく多くの方々にボランティア活動を経験してもらう。 - ハワイシニアライフしかできない活動の推進
第3回ハワイカルチャーエキスポとヒスレア美術展の開催を今年も行います - 社会貢献活動の更なる継続
-ナデシコクラブを中心に
-ホノルル支部を中心にハワイのローカルに対する貢献活動を行います。
-チャリティゴルフ、チャリティショー、講演会を主催することにより貢献いたします。
最後にハワイをキーワードにアロハの精神を共有し
- 人と争わない。
- 人をうらやましくおもわない。
- お金に振り回わされない。
- 家族、友人を大切にする。
- 出会いを大切にする。
がモットーのボランティア組織ハワイシニアライフ協会、ネアカでアクティブなハワイシニアライフ協会として2013年もがんばって行きたいと思います。宜しくお願い申し上げます。ご静聴ありがとうございました。
マハロ!ありがとうございました。