2013年10月31日-ホノルル
「レインボー・フォー・ジャパンキッズ」プロジェクトの主催が
NPOハワイシニアライフ協会に変わります
「スポーツも人生も後半戦がおもしろい」をキーワードにアロハの精神を共有し、ハワイ・ロングステイ時のアクティブなシニアライフをサポートする団体「NPOハワイシニアライフ協会」は、2007年9月設立から7年目を迎えました。会員数は1,100名を超え、イベントも年400以上行っており、それを支えるボランティアの数も延べ200名以上となり、支部も日本に10支部、ハワイに3支部が現在活動を行っています。当協会は米国内のチャリティ団体としてIRSから正式に501(c)(3)の認可を受けているため、設立当初よりハワイ、日本、およびアメリカ本土に向ける社会貢献活動にも力を入れております。
ハワイにおいては、日本とハワイの文化の交流として、毎年3月に2日間にわたる美術展をハワイコンべンションセンターにて開催しました。ビーチクリーンアップ作戦、Aloha United Wayへの募金活動も毎年行っております。日本、アメリカ本土に向けては、大きな災害がある度に募金活動を行ってきました。2011年には東日本大震災および福島の原発事故の募金活動を開始し、同年9月には、不自由な生活を強いられている人々の支援活動を長期にわたって継続するために、ハワイ在住のヤングミドル世代の女性たちを中心に「ナデシコクラブ」が当協会の中に発足しました。同年10月、「レインボー・フォー・ジャパンキッズ(RFJK)」と称する、被災した子供たちをハワイに招くプロジェクトを実施する委員会メンバーとの出会いがあり、「ナデシコクラブ」が中心となって、子供たちのハワイ滞在中のサポートを開始し、現在は正式にRFJK実行委員会のメンバーとなり支援を継続しています。
RFJKプロジェクトは、ハワイ日米協会の主催により2011年7月から、日本航空ハワイ支店、ファースト・ハワイアン銀行、ライトハウスハワイ、スタジオリム・ハワイが有志で始めた教育ツアープログラムです。プロジェクト内容は、宮城県、岩手県、福島県を中心に、東日本大震災で被災および福島の原発事故で被災した地域の、いまだに仮設住宅に暮らしていたりして、不自由な生活をせざるを得ない状況下にある地域の子どもたちの心のサポートを目的とし、中学生という多感な時期の子どもたちが、自らの将来に夢を持つことができるように心を育むための教育的なものとなっています。これまでに、すでに7回実施し、150人以上の子どもたちを東北の被災地からハワイに招いています。これまで何人もの子どもたちが、ハワイのきれいな海と大自然、そしてアロハの心を持った人々と出会い、良い刺激を受けて一回り大きくなって帰国して行きました。
この度、当協会はハワイ日米協会が支援活動を次のレベルへと移行することを受けて、同プロジェクトの主催を引き継ぐこととなりました。実行委員会はこれまで通りのメンバーで運営されます。子どもたちの育成が明日の日本とハワイを支えると信じ、このプロジェクトをできる限り長期で継続していこうと尽力しています。ぜひ、皆様の当協会へのご協力とこのプロジェクトのご支援をよろしくお願い申し上け?ます。
ハワイシニアライフ協会
- みんなで伝えようアロハの心 -
会長 坂井諒三