ハワイシニアライフ協会では、12月21日から9日間の日程で福島県の高校生をハワイ島、オアフ島に招待し、教育旅行を催行いたします。この企画は、当協会理事を発起人としてハワイの有志が集まり、先の東日本大震災で被災した子どもたちならびに、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で避難している子どもたち(主に中学生)に対し、「ハワイの人々のアロハの心を伝えたい」という考えから開催してきたRainbow for Japan Kids(RFJK)が始まりです。未来を担う青少年達を自然豊かな癒しの島、優しい心溢れるアロハの島「ハワイ」へ招待する企画として2011 年7 月に第1 回が実施されてから、この夏までに計10 回にわたり、194 名の中学生をハワイに招待しました。
そして今年から新たな実行体制を作りRFJK の使命を引き継いだ“ハワイ-東北レインボー・プロジェクト”の名称で新たに対象年齢の幅を広げてハワイ招待旅行を再びスタートします。皆さんが、ハワイで自然や文化などに触れ、ハワイのさまざまな人たちと交流することで広い世界に目を向けられるようになり、夢や希望と共に未来に向かって強く歩いて行けるようにと願っての企画です。新体制となって第一回の企画には、福島県の高校生が11 名参加します。皆様の温かいご支援、ご協力をお願い申し上げます。
サステナビリティがツアープログラムの基本コンセプト
東北の未来を担う青少年だからこそ、ハワイの大自然の力やハワイの文化やアロハの心から、これからの社会にはサステナビリティ(Sustainability)という考え方が大切だということを学んで欲しいと願っています。サステナビリティとは「持続可能性」と訳されますが、広く環境・人間と社会・経済等の観点からこの世の中を持続可能にしていくという考え方のことを言います。
簡単にいえば、サステナビリティとは環境や人や社会にやさしいということです。
【主なプログラムの概要】
- LOHAS(Lifestyle of Health & Sustainability) 体験プログラム
大自然の中のLOHAS の宿「MAKOA」に滞在しながら、農業体験、動物たちとの触れ合い、近隣の自然豊かな渓谷での植樹、溶岩地帯の探訪などのプログラムを通じて、大自然の中での生活を体験し、自然界そして人間と自然の共生について学びます。
- 平和教育プログラム
太平洋戦争の発端となったハワイ真珠湾で、アリゾナメモリアルや戦艦ミズーリを訪ね、太平洋戦争についてのレクチャーを受けながら平和の尊さを学びます。
- ハワイアンカルチャープログラム
ハワイのレイ作り、初級フラレッスン、ハワイの食事、ハワイのクリスマスなどハワイ文化を体験/学習するプログラムです。
- ハワイの青少年との交流プログラム
ハワイの高校生/大学生たちと一緒に、アウトドアアクティビティー(イルカと触れ合うツアー)に参加し、またビーチクリーンアップを行うことを通じて交流するプログラムです。
以上